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銀魂13巻お買い上げいただきありがとうございました。

13ということで不吉な数にふさわしく最近というかアニメ化

してから なんか敵が多いです。ファンレターでも

先生は服装のセンスがダサいです リボーンとかDグレイマンを

見習ってください 先生は嫌いですが銀魂は好きです。

喜んでいいのか悪いのか わからん手紙が来るし

なんか盗作疑惑までもちあがって 先生は漫画家の風上

にも置けません 死んでください的な手紙も来るし

待ってくれと死んでもいいけども 少しでも先生を信用する

気持ちはないのかと 確かにね先生は子供の頃

友達の家からゴーグルファイブのロボットの手、ロケットパンチで

飛ぶ奴、アレを盗んできた事がありました。泥棒ですよ 立派な

でもね その後 その友達は僕の家からロケットパンチを盗み

返していき 何年後かに 友達が「ゴメン 俺ロケットパンチ盗んだんだ」

と勇気をふりしぼって謝ってくれた時 先生は

「もうやんなよ」と説教たれた程の男ですよ。

ということで 盗作疑惑も さらに色こくなってきたわけ

ですけれども とにかく 敵が多いわけです。

いや これ位なら まァ いつもの事ですから

その敵意ごと優しく包み込むんですが 最近はその僕を

優しく包み込んでくれるはずの 編集部からも 敵意を

いや 悪意を感じるわけです


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編集部が僕に殺意をもっているという話の続きですが

こないだジャンプでやってる月例の漫画賞「十二傑」の審査員を

やる機会があったんですが しっての通り 僕は

自意識過剰でプライドが高いくせに劣等感が強い

例えるなら トランプでつくったピラミッドの上で

不器用なタップダンスを披露しているような危険な人

ですから「え?こんなの俺やっていいの?」みたいな

カンジで恐る恐る審査してるわけです。勿論 真面目に

審査してますよ、でも 触れ辛い部分もあるわけです。てめーの事

棚にあげてダメ出しできねーみたいな部分もあるわけです。

例えば 絵とかね、あと・・・絵とかね。無論プロですから

審査はそんなのお構いなしで厳しくやってますよ でも

コメントはそのへんフワっとしたカンジで、触れずにごまかして

いこう、編集部も そのへん 僕の立場を考えて 空気読むだろう

と思ってたら そん時の結果発表の編集部のコメントが

「全体的には読み手を意識していない作品が多かったのが残念。

特に絵が雑だと、話が面白くてもそれだけで損をしてしまう。た

とえ絵が下手でも、ベタはみだしやホワイトもれの修正、また

背景の処理などを丁寧に行えば、印象はかなり変わってくる。

読んでくれる読者の存在を意識して作品を作ろう。」

コレ もうまるまる俺のこと だろーがァァ!!

もう何?タブーわし掴みなんですけど、心当たりだらけなんですけど

空気を読めェェ編集部。 俺のなんか ごまかそうとか考えてた

あのへんのいやらしいカンジがもうバレバレだろーがァ!

お前らのコメントの横で「自分の描きたいものが描けてる人はやっぱ面白いね」

的なコメントでなんかちょっとカッコつけてる空知先生の立場を

考えろ!! もうトランプが崩れてガラガラガッシャーンですよ

ご自慢のタップも宙を掻いてるわけです。タップをふみながら

谷底に落ちていくカンジ 


3P目

 

ということで もう完全にあの十二傑は 悪意があったとしか

思えない。新人にダメ出しするフリをして俺をピンポイント爆撃

してたとしか思えない。そんなね 御輿で高い所に担ぎ

あげといて「オラァァァァ死ねェ空知ィィ!!」と

御輿ごと谷底に叩き落されるようなマネされたら

そりゃ こっちも人間不信になりますよ そりゃ

で こんだけ周りが敵だらけになると 味方はもう

家族しかいませんから 最後の生命線でしょ 家族は

一番しんどい時だしね 電話の一本もかけますよ そりゃ

そしたら「アンタ最近下ネタ アレひどすぎるんじゃないの

苦しくなったらスグ下ネタに頼るんだって?大西さんが言ってたよ」

あの男は何を人の母ちゃんにとんでもない事 勝手にしゃべってんの

(担当大西氏と両親は北海道のジャンフェスで会っている)

ウチの家族は映画でちょっとHなシーンが出ただけで全員

かたまる おかたい家庭だから そういう話題はすんなっていったのに

ひどくないですかコレ、どうしてくれるんだ この親に

下ネタをダメ出しされる なんか気持ち悪いカンジ

で そんな事言われたら こっちも苦労してやってるんで腹立つから

「下ネタも立派なネタだろ、笑えれば んなもん関係ねーんだよ

仕送りとめるぞコノヤロー」的な事を言い返したら

「あー・・・アンタ変わっちゃったね・・・」みたいな

・・・アレ?なんか遠くの方見ちゃったりしちゃったりしてる?

東京いって英秋変わっちゃった的な・・・

どうしてくれるんだ この寂しいカンジ 


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ハイ ということで 13巻はこれにておしまいです

色々長々書きましたけれど 要するに僕が言いたかったのは

3ヶ月あくとネタがたまっていいなという

これから毎回単行本3ヶ月に1冊のペースにしてくれないかな。

ということだったんですけども なんか・・・ちょっと

ぶっちゃけすぎて 次から 十二傑の審査 ホントに

やりづらいんですけど、なんかもう恥ずかしくて できそうに

ないんですけど、だってこんなの書いた後に僕も編集部も

全く絵に触れないコメントとかしてたら

「ウワッコイツら いやらしーよ」みたいな事 皆さん絶対

思うわけじゃないですか、もう逆にアレか?ガンガン

絵を叩いていくかな、絵のことしか言わない位のカンジで

いくかな つーか どんだけ人の目気にしてんの!?

どんだけデリケート!?誰も見てねーっつーの そこまで

・・・・・・こないだ27歳になりました

みなさん こんな大人にならないように

それじゃ また次巻で さよーならー